この世で最もエキサイティングなゲーム…それは、投資だ!!
投資は果たしてゲーム?ギャンブル?
この本から学ぶ、資産運用に役立つ必殺フレーズとは……
本の概要:
札幌の進学校・道塾学園に成績トップで入学した結果、野球部を諦めて投資部員となった財前孝史。その初投資で30億円もの資金をつぎ込んだのは、自分が好きなケーム会社だった。株式投資学園マンガ 第1巻。著者:
三田 紀房
東大合格請負漫画『ドラゴン桜』は、2005年7月にテレビドラマ化され、同年、第29回講談社漫画賞(一般部門)、平成17年度文化庁メディア芸術祭マンガ部門優秀賞を受賞。
この本から学ぶ、資産運用に役立つ必殺フレーズ
“投資に勉強なんて必要ない!”
“まず自分の好きな会社の株を買う”
解説
“投資に勉強なんて必要ない!”
「資産運用を始めようと思った時、何をどう始めたらいいのか?」と考える時、「あなたがどうやって泳げるようになったか?」を思い出すのが良いと思います。
水泳の本を何冊も熟読して、泳ぎ方の理論を学んでから、これで大丈夫、絶対泳げると思ってプールや海に行く人はいないですよね。
まず水の中に入る。潜ってみる。浮いてみる。ビート板を使ってバタ足で泳いでみる。
実践の中で泳げるようになったはずです。
勉強が必要なのはどうすればもっと速く泳げるのか、もっと長く泳げるのか。
そういうレベルになってからです。
“まず自分の好きな会社の株を買う”
人からこの株が良いよとか雑誌で勧めていたとか、株の選別方法はいくつもあります。
でも1番良いのは、自分が発見して納得がいった株。
身近なところに大化け株は潜んでいるものです。
伝説的なファンドマネージャー、フィデリティ投信のピーター・リンチ氏はショッピングセンターで何が売れているかいつも注意していたそうです。
自分が好きな商品を作っている会社は、応援したいですよね。
総合評価
難易度
初級(初心者〜)
資産運用の役立ち度(星1~5)
⭐️⭐️⭐️⭐️
資産運用に関して漫画仕立てで説明を試みた本はいくつもあるが、ストーリー仕立てで広範な資産運用の世界を表現したものは多分これが唯一無二のもの。
内容も資産運用の本質的なものを捉えており、特に後半のお金の成り立ち部分はお金の本質を理解する上でわかりやすく有用。
ただ、投資がゲームであるという導入部分に麻雀を持ってくるのは麻雀を知らない人にはわかりにくいかもという点で星1つ減点。